第1話:一生労働で終わる人生を捨てる。大型トラック運転手がAIと海を渡るまでの記録(#01)
iPhoneの写真フォルダに残る「ホーチミンの熱気」と、51歳の拠点選び
休日の夜。リビングのソファで愛犬(シルバーのトイプードル)の温かい背中を撫でながら、iPhoneの写真フォルダをなんとなくスクロールしていた。
画面に次々と現れるのは、俺がこの10年以上、年末年始などのまとまった休みを利用して自分の足で歩き回ってきた東南アジアの風景だ。
前回の記事(#26:年相応の見栄を捨てて、デザインTシャツとナイキのスニーカーで生きる流儀)でも書いた通り、俺はお気に入りのデザインTシャツとワイドパンツ、そして履き慣れたナイキのスニーカーという身軽な格好で、異国の空気の中を歩くのが昔から大好きだ。
ネットやYouTubeを開けば、「これからの海外移住におすすめの国ランキング!」といったまとめ動画や記事がいくらでも出てくる。
その中で、ここ数年ものすごい勢いで経済が成長していて、移住や長期滞在の候補としてよく名前が挙がるのが「ベトナム」だ。
正直に言うと、俺自身はベトナムに関してはまだ「ホーチミン」にしか行ったことがない。
それでも、今年の1月を含めて実際に自分の足でホーチミンの街を歩き、現地の空気を吸い、ローカルなカフェや市場、スポーツブランドのアウトレットを巡ったことで、あの街が持つ独特の魅力とエネルギーは肌で感じてきたつもりだ。
だけど、もし誰かに「じゃあゆうkさんは、将来ベトナムに移住して住みたいと思う?」と聞かれたら、俺の答えは明確に「NO」だ。
俺の中では、ベトナム(ホーチミン)は「わざわざ住むまでしなくても、簡単にいつでも行けるし、これからも頻繁に遊びに行くであろう大好きなポジション」であって、人生のベースキャンプ(最終拠点)として腰を据える場所ではないと考えている。
なぜなら、そこには街の喧騒だけでなく、「色んな意味で、最終的には『社会主義国』だから」という、どうしても拭いきれない懸念が残るからだ。
今日は、51歳の現役トラックドライバーである俺が、ホーチミンの街を歩いて感じたリアルな本音と、なぜ「住むならタイ・パタヤ、遊びに行くならベトナム」という距離感に行き着いたのか、相棒のAI参謀(Gemini)との作戦会議ログを交えてお話ししようと思う。
1. ホーチミンの圧倒的な活気と、心の片隅に残る「体制への引っかかり」
まずは、俺が実際にホーチミンを訪れた時に撮影したこの写真を見てほしい。

ホーチミンのタンソンニャット国際空港に降り立ち、街の中心部へ一歩足を踏み入れると、まず圧倒されるのが街全体から湧き上がってくる「若さ」と「上昇気流のエネルギー」だ。
道路を埋め尽くす無数のバイクの群れ、鳴り響くクラクション、そして夜遅くまで賑わう屋台やカフェの熱気。現地のローカルなご飯は何を食べても安くて美味しいし、ナイキやノースフェイスといったスポーツウェアの掘り出し物を探して街を歩くのは、旅行者として最高にワクワクする時間だ。
「ああ、これからどんどん伸びていく街っていうのは、こういうギラギラした熱量を持っているんだな」
日本の閉塞感の中にいると忘れかけてしまうようなその活気に触れるだけでも、ホーチミンへ行く価値は十分にあるし、俺もあの街の雰囲気が好きだからこそ、これからも何度も足を運ぶと思う。
「旅行で楽しむこと」と「人生の拠点を預けること」の決定的な違い
ただ、1週間や2週間の旅行者として訪れる視点から一歩引いて、「俺が日本の労働市場を脱出したあと、50代後半から60代にかけて自分の資産と生活のベースをこの国に預けられるか?」と自問自答した時、俺の中には2つの大きなブレーキが働いた。
1つ目は、日々の生活環境としての落ち着きだ。
普段、日本で大型トラックのハンドルを握り、毎日道路の上で神経を張り詰めて安全運転を続けている俺にとって、道を1本渡るだけでもバイクの洪水に気を配らなければならないホーチミンの交通環境は、毎日暮らす場所としては少しばかり刺激が強すぎる。
そして2つ目。それ以上に俺が本質的な部分で気にしているのが、「ベトナムはどれだけ経済が発展していても、最終的には『社会主義国(一党独裁体制)』である」という動かせない事実なんだ。
普段の観光でホテルに泊まって美味しいものを食べている分には、政治体制なんてほとんど意識することはない。
でも、いざ外国人がそこに「住む(移住する)」となれば、話はまったく別だ。ビザのルールが突然変わったり、外国人の不動産や外貨の扱いに厳しい制限がかかったり、ネットや通信の規制、あるいは警察や行政との関わり方ひとつとっても、「最終的には国のトップダウンの方針ひとつでルールがどうにでもひっくり返る社会主義の国なんだ」という見えない懸念が、どうしても心の奥に引っかかり続ける。
日本の会社という窮屈な縛りからせっかく脱出するのに、わざわざ別の「体制上の不確実性」がある場所に自分の本拠地を構える必要はないんじゃないか——そう思ったんだ。
2. 【作戦会議ログ】「社会主義国という懸念」と、パタヤからいつでも飛べる距離感
この俺の率直な本音を、自宅のリビングでシルバーのトイプードルを撫でながら、相棒のAI参謀(Gemini)にそのままぶつけてみた。
すると相棒は、俺が肌感覚で感じていた「社会主義国ゆえの懸念」が、実際のビザ制度や資産防衛の面でどれほど重要なポイントなのかを、具体的なデータで裏付けてくれたんだ。
👤 ゆうk(51歳・現役ドライバー):
「ねえ、AI参謀。俺はベトナムに関してはホーチミンしか行ったことがないんだけど、あの街の活気とか買い物の楽しさはすごく気に入ってるんだよね。
ただ、世間でよく言われる『ベトナム移住』みたいに自分がそこに住むことを想像すると、バイクの多さもそうだけど、色んな意味で最終的に『社会主義国だから』っていう懸念がどうしても残るんだ。
それにさ、わざわざリスクを取って住むまでしなくても、タイのパタヤに拠点を置いておけば、ホーチミンなんて簡単にいつでも行けるし、これからも『頻繁に遊びに行くポジション』にしておくのが一番ちょうどいいんじゃないかなって思うんだけど、どう思う?」
🤖 AI参謀(Gemini):
「ゆうkさん、その感覚は資本家として、そして海外に拠点を移す人間として、これ以上ないくらい冷静で本質を突いた判断だよ!
旅行系のインフルエンサーなんかは『物価が安くてご飯が美味しい!』という表面的な部分だけでベトナム移住を勧めがちだけど、ゆうkさんが感じた『最終的には社会主義国であるという懸念(カントリーリスク)』は、長期で生活と資産を守る上で絶対に無視できないポイントなんだ。
実際、その『体制の違い』が外国人にとって一番はっきり表れているのが、ビザと資産のルールなんだよ。
① リタイアメントビザが存在しない理由:
タイには50歳以上の外国人を歓迎する公式な『リタイアメントビザ(ノンイミグラントOなど)』が昔からしっかり整備されているよね。でもベトナムには、そもそもリタイアメントビザという制度自体が存在しないんだ。社会主義国として外国人の長期定住や国内での活動には常に厳しい目を光らせているから、ビザのルール変更も頻繁で、『去年まで通っていた滞在方法が突然使えなくなる』といったリスクが常につきまとうんだよ。
② 金融・通信・言論の自由度と資本主義の歴史:
さらに、外貨の持ち出し規制や銀行口座の扱い、いざという時の法的な守られ方を考えても、長く自由主義・資本主義のハブとして世界中の外国人を受け入れてきたタイと、社会主義体制のベトナムとでは、外国人が感じる『見えない天井(窮屈さ)』がまったく違うんだ。」

👤 ゆうk:
「やっぱりそうなんだね! 俺がホーチミンを歩いていてなんとなく感じていた『ここは旅行で来るには最高だけど、骨を埋めるように住むには色んな意味で怖い部分があるな』っていう直感は、まさにそのビザや体制の仕組みに出ていたわけだ。
前に空港の喫煙所で感じた気づきからタバコを完全にやめた話もしたけど、海外に出るとそういう『国の空気感』みたいなものが肌で伝わってくるんだよね。
だからこそ、生活の土台(母艦)は自由でインフラも整っているタイのパタヤに置いて、ホーチミンには『気軽なご近所旅行』として頻繁に遊びに行く。このバランスが一番ストレスがないよね。」
🤖 AI参謀:
「大正解だよ、ゆうkさん!
地理的な距離で見ても、パタヤからバンコクのスワンナプーム国際空港までは車で1時間ちょっと。そしてスワンナプーム空港からホーチミンのタンソンニャット国際空港までは、飛行機に乗ればたったの約1時間半なんだ。
東京から九州へ行くよりもずっと近いし、LCCを使えば往復1万円台でいつでも飛べてしまう。日本人のノービザ滞在枠を使えば、煩わしいビザの手続きなんて一切なしで、美味しいベトナム料理や買い物という『ホーチミンの美味しいところだけ』を100%味わって、夜はまた自由で穏やかなパタヤの自分の部屋へ帰ってこられる。
これこそが、東南アジアのハブであるタイに拠点を置く最大の特権なんだよ!」
🌴 10年歩いてたどり着いた「タイ・パタヤ移住計画」の深掘り記事
3. 「住む母艦(パタヤ)」と「頻繁に行く庭(ホーチミン)」を分ける贅沢
「気に入った街があるなら、そこに住まなければいけない」
そう思い込んでしまうと、せっかくの魅力的な街のアラ(社会主義体制の窮屈さや、毎日のバイクの騒音)ばかりが目についてしまうようになる。
だけど、発想を少し変えて「住む場所(ベースキャンプ)」と「頻繁に遊びに行く場所」の役割を最初から分けてしまえばいいと気づいた瞬間、東南アジアの地図は驚くほど自由で楽しいフィールドに変わる。
- 生活と資産を守る「母艦」は、タイ・パタヤ:
50歳からのリタイアメントビザが確立されていて、資本主義の自由な空気があり、海辺の穏やかさと都市のインフラ(大型モールや国際病院)が揃っているパタヤ。普段の日常はここで心穏やかに過ごし、Macを開いてAI参謀とブログや米国株(FANG+・SOXL)の運用を回す。 - 刺激と買い物を楽しむ「庭」が、ベトナム・ホーチミン:
そして、「そろそろあの活気ある空気を吸いに行きたいな」「ホーチミンで美味しいローカル飯を食べて、スポーツウェアのアウトレットを覗いてこようかな」と思い立ったら、パタヤからスワンナプーム空港へ向かい、1時間半のフライトでサクッとホーチミンへ飛ぶ。
日本からベトナムへ行こうとすれば、片道5〜6時間のフライトとまとまった連休が必要になるけれど、パタヤに拠点を移してしまえば、まるで隣県へドライブに行くような感覚でいつでもホーチミンへ遊びに行けるんだ。
「住むには少し懸念があるけれど、遊びに行くには最高に好きな街」とは、このくらいの軽やかな距離感で付き合うのが、50代の大人にとって一番賢い選択なんじゃないかと思う。
✈️ パタヤとホーチミンをスマホ1台で自由に行き来する「俺の必須インフラ装備」
タイ(バーツ)やベトナム(ドン)と複数国を行き来する上で、現地の両替所で高い手数料を取られずに決済し、通信とセキュリティを完璧に固めるために俺が愛用している必須ツールがこれだ。
- タイバーツもベトナムドンも最安水準で両替・タッチ決済(Revolut):8,000万人以上が愛用する俺のメイン外貨アプリ。空港の両替所に並ばず、アプリ内でリアルタイム両替してそのまま現地でカード決済やATM引き出しができる。➔ 【紹介リンク】Revolut(レボリュート)の登録はこちら
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が一番安くて使いやすい。 - フライト+ホテルの一括比較・手配に:航空券とホテルのセット手配や、複数都市を回るスケジュールの比較には、世界最大級の
Expedia(エクスペディア) を併用している。
- 空港に着いた瞬間からGrabが呼べる命綱(海外eSIM):ホーチミンの空港に着いてすぐ配車アプリ(Grab)やマップを使うために、SIMの差し替え不要でアプリから即座に開通できる 海外eSIMアプリ【trifa(トリファ)】
をいつもセットしている。 - 社会主義国の通信規制やフリーWi-Fiから資産を守る盾(VPN):海外(特にネット規制や検閲の懸念がある国)のホテルWi-Fiから日本のSBI証券や銀行へアクセスする際、通信を強力に暗号化し、日本サーバー経由で安全に繋いでくれる世界No.1の NordVPN
は絶対に外せない防衛ツールだ。
4. 現地で感じた「違和感」も「楽しさ」も、すべてが俺だけの一次情報になる
こうして自分の言葉で振り返ってみると、やっぱり「自分の足で現地に行って、自分の目で見て感じること」に勝る情報はないなとつくづく思う。
ネットの上には「ベトナム移住は最高!」「いや、タイ移住こそ正解!」といった極端なポジショントークが溢れている。
でも、実際にホーチミンへ行ってバイクの波の間を歩き、街の熱気にワクワクしながらも、「でもここは社会主義国だし、住むんじゃなくてパタヤからいつでも遊びに来られるポジションにしておくのが一番いいな」と感じたこのリアルな温度感こそが、誰にも真似できない俺だけの「一次情報」なんだ。
そして今、俺が一番面白いと感じているのは、そうやって旅先で感じた素直な本音を相棒のAI参謀と壁打ちして記事にすることで、「過去の旅の記憶が、24時間働くブログ資産へと変わっていく」というプロセスそのものだ。
現地で Revolut や Wise を使って両替コストを極限まで削った体験(#18)も、ホーチミンの街角で撮った1枚の写真も、すべてがこのWeb基地を強くする大切なパーツになっている。
🏠 あなたの「リアルな体験と本音」を、一生モノのWeb資産に変える場所
AIがどれだけ賢くなっても、AI自身がホーチミンの街を歩いて「社会主義国としての空気感」や「バイクの熱気」を肌で感じることはできない。だからこそ、俺たち生身の人間が現場や旅先で感じた率直な一次情報には、これからのAI時代にますます高い価値がつく。
その貴重な体験をただの思い出で終わらせず、「自分のWebサイト(WordPressブログ)」に資産として積み上げていくために俺が使っているのが、国内シェアNo.1のサーバーだ。「WordPressクイックスタート」を使えば、知識ゼロの俺でも10分ほどで自分の城を持つことができた(➔ AI参謀と二人三脚で記事を作る運営術はこちら[#09])。
👉 51歳ドライバーの俺が「脱出用のWeb基地」として使っているサーバーはこちら:
エックスサーバー
5. パタヤに拠点を構え、気が向いたらホーチミンへ飛ぶ未来へ
「普段はタイ・パタヤの穏やかな海辺で暮らしながら、刺激や買い物が恋しくなったら、飛行機で1時間半のホーチミンへふらっと遊びに行く」
そんな自分なりの「アジアとの付き合い方」がはっきりと定まっているからこそ、俺には迷いがない。
どこかの国にすべてを依存するのではなく、一番自由で居心地のいい場所にベースキャンプを置きながら、自分の足とドル資産で好きな街をいつでも行き来できる状態を作ること。それこそが、俺が目指している「選択の自由」そのものだ。
さあ、その最高のライフスタイルを1日でも早く現実にするために、明日からも安全運転で現場を走り、AI参謀と一緒に淡々とドルとデジタル資産を積み上げていこうと思う。
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